ちな鷲な素人

こんにちは、筆者です。このブログは野球のデータについて様々な角度から切り込んでいき、皆さんに野球をより楽しんでもらおうというブログです。

【奪三振】名球会の新基準を考える【投手編】

プロ野球選手であれば誰もが憧れるであろう「名球会」。野手であれば2000本安打、投手であれば200勝または250セーブが入会基準だが、昨今ネットなどで「投手の基準が現代野球では厳しすぎる」「あの名選手が入れないのはおかしい」という声も聞かれる。そこで今回は、名球会の入会基準について、新たな案を考えていこうと思う。今回は投手編だ。

 

【投手編】

(1)2000奪三振

「勝利」という指標は野手による影響が非常に大きい。そこで投手の力のみを測る指標として奪三振を新基準に設けるのはどうだろうか。

2000奪三振を達成していてかつ200勝未満の選手の代表例を挙げると、三浦大輔杉内俊哉石井一久槙原寛己川口和久西口文也星野伸之など、多くの名投手が存在していることが分かる。これらの選手が名球会に入会することに異議を唱える人は少ないのではないだろうか。

 

(2)2500投球回

多くのイニングを投げる投手は、実力がありチームから信頼されていることの証でもある。ただ、勝利数や奪三振と違い、いくら打たれても続投させれば投球回を増やすことは可能なので、無理やり2500回に到達させる球団が出てくる可能性は否定できない。

2500投球回を達成していてかつ200勝未満の選手には三浦大輔松岡弘石川雅規桑田真澄西本聖星野伸之西口文也などがいる。

 

(3)300ホールド

リリーフを専任する投手の基準として300ホールドを設けるのはどうだろう。ホールドは一試合で複数人に記録されることがあるのでセーブよりも厳しい設定にした。現在300ホールドを達成しているのは日本ハム宮西尚生選手しかいないが、この基準が設けられることで現在リリーフとして活躍している選手のモチベーションになるかもしれない。

 

以上3つが私が提案する名球会の3つの新基準だ。打線やチーム状況に左右されない「奪三振」や「投球回」、リリーフ投手の新基準としての「ホールド」を挙げたが、皆さんはどう思うだろうか。是非意見をお聞かせください。

 

今回はここまでになります。ありがとうございました。