ちな鷲な素人

こんにちは、筆者です。このブログは野球のデータについて様々な角度から切り込んでいき、皆さんに野球をより楽しんでもらおうというブログです。

野手登板について

今日8月6日、阪神対巨人7回戦で巨人の内野手 増田大輝が登板した。

これについてSNSでは阪神側に失礼などのコメントも見受けられるが、皆さんはどう考えるだろうか。

 

私は野手の登板には賛成だ。

まず前提として、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で過密日程になっており、投手の連投をなるべく防ぎたい事情があるからだ。さらに現在ソフトバンクの二軍がそうであるように、選手・コーチの誰かが感染した場合、一・二軍での選手の入れ替えができなくなる可能性がある。他にも様々な事情を考慮すると、合理的な判断として野手の登板は今後どの球団でもありえるだろう。

では、野手が登板するのは相手チームに失礼じゃないかという考えについてはどうだろう。

セ・リーグがDH制を導入しない理由の一つとして、野球は9人で行うスポーツだからというものがある。ここで先の考えに則るのであれば、投手が打席に立つのは野手に対して失礼なのだろうか。そもそも皆一人のプロ野球選手である以上失礼も何も無いというのが私の考えだ。

【???HR】名球会の新基準を考える【野手編】

前回は投手の名球会入会基準について考えた。

今回は後編ということで野手の新条件について提案していきたいと思う。

 

野手の新基準は一つのみだ。野手の打撃を評価する上で、本塁打の数は欠かせないだろう。ここで今回は400本を基準にしようと思う。400本塁打を達成していてかつ2000本安打未満の選手は田淵幸一タフィ・ローズ中村剛也、そして山崎武司の4人だ。外国人選手のローズを除く3選手に共通して言えることは、打率が高いタイプの選手ではないということだ。長距離砲にはそういうタイプの選手が多いので、本塁打数を基準に含めるのもありかもしれない。

 

今回はここまでになります。

ありがとうございました。

 

【奪三振】名球会の新基準を考える【投手編】

プロ野球選手であれば誰もが憧れるであろう「名球会」。野手であれば2000本安打、投手であれば200勝または250セーブが入会基準だが、昨今ネットなどで「投手の基準が現代野球では厳しすぎる」「あの名選手が入れないのはおかしい」という声も聞かれる。そこで今回は、名球会の入会基準について、新たな案を考えていこうと思う。今回は投手編だ。

 

【投手編】

(1)2000奪三振

「勝利」という指標は野手による影響が非常に大きい。そこで投手の力のみを測る指標として奪三振を新基準に設けるのはどうだろうか。

2000奪三振を達成していてかつ200勝未満の選手の代表例を挙げると、三浦大輔杉内俊哉石井一久槙原寛己川口和久西口文也星野伸之など、多くの名投手が存在していることが分かる。これらの選手が名球会に入会することに異議を唱える人は少ないのではないだろうか。

 

(2)2500投球回

多くのイニングを投げる投手は、実力がありチームから信頼されていることの証でもある。ただ、勝利数や奪三振と違い、いくら打たれても続投させれば投球回を増やすことは可能なので、無理やり2500回に到達させる球団が出てくる可能性は否定できない。

2500投球回を達成していてかつ200勝未満の選手には三浦大輔松岡弘石川雅規桑田真澄西本聖星野伸之西口文也などがいる。

 

(3)300ホールド

リリーフを専任する投手の基準として300ホールドを設けるのはどうだろう。ホールドは一試合で複数人に記録されることがあるのでセーブよりも厳しい設定にした。現在300ホールドを達成しているのは日本ハム宮西尚生選手しかいないが、この基準が設けられることで現在リリーフとして活躍している選手のモチベーションになるかもしれない。

 

以上3つが私が提案する名球会の3つの新基準だ。打線やチーム状況に左右されない「奪三振」や「投球回」、リリーフ投手の新基準としての「ホールド」を挙げたが、皆さんはどう思うだろうか。是非意見をお聞かせください。

 

今回はここまでになります。ありがとうございました。

 

 

イチローの打順別スタメン試合数を調べてみた!

突然ですが質問です。オリックス時代、イチローが最も多く出場した打順は何番でしょう?

3秒でお答えください。

 

3

2

1

 

正解は3番でした!

 

はい。意外と思われた方もいるのではないでしょうか。イチローといえばWBCマリナーズで一番で出場しているイメージが大きいかもしれませんが、日本では3番での出場が多いんです。

というわけで今回は、イチローの打順別スタメン試合数をまとめてみました!それではどうぞ。

 

1992年 1番 3試合     2番 5試合    9番 13試合

1993年 1番 10試合   9番 2試合

1994年 1番 110試合 2番 15試合  3番 5試合

1995年 1番 114試合 2番 5試合    3番 11試合

1996年 1番 79試合   3番 51試合

1997年 2番 7試合     3番 128試合

1998年 2番 13試合   3番 122試合

1999年 1番 5試合     3番 95試合  4番 3試合

2000年 4番 104試合

 

最初の2年間は二軍で圧倒的な成績を残すものの一軍には定着とまでは行きませんでした。この当時は9番での出場もありました。

そして3年目。この年に打率.385を記録して、一躍球界のスターに躍り出ます。4年目の1995年にはあわや三冠王という活躍を見せました。この2年間はタイゲイニーや藤井康雄、ニールなどの強力打者がクリーンナップにいたため1番での出場が基本でした。

しかし1996年からイチローの強打を活かすため、3番での出場が増えます。1997年~1999年は完全に3番打者として出場しています。

そして日本最終年の2000年は開幕から4番打者に指名されますりシーズン半分を終えた段階で打率4割をキープするなど起用に応える成績を残しましたが、残り30試合余りを残して痛恨の離脱。結果的に打率.387で日本最後のシーズンを終えました。

 

ここまで見てきたように、イチローはチーム状況で1番や3番、そして4番までも務めていたことがお分かり頂けたかと思います。その後の活躍はもちろん皆さんがご存知の通りですが、たまには日本時代の成績に目を向けてみるのも悪くないのではないでしょうか。

 

今回はここまでになります。

読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

【スワローズ編】21世紀に在籍した生え抜き日本人で打線組んでみた

全12回に渡ったこのシリーズも最後になりました。最後は東京ヤクルトスワローズ編になります。それではどうぞ!

↓こちら↓

 

1(中)青木宣親 .358 14 63 .944 19盗塁

2(三)川端慎吾 .336 8 57 .822

3(二)山田哲人 .329 38 100 1.027 34盗塁

4(指)岩村明憲 .300 44 103 .966

5(右)稲葉篤紀 .311 25 90 .912

6(捕)古田敦也 .306 24 79 .868

7(一)畠山和洋 .268 26 105 .815

8(左)真中満 .312 7 36 .790

9(遊)宮本慎也 .300 5 39 .722

石川雅規 2.68 12勝10敗 112奪三振 195.0回

 

ヤクルトは、すごくバランスの良いチームになったという印象です。攻守共にハイレベルなチームであることは間違いないでしょう。

そして投手は2002年から現在まで21世紀のほとんどで活躍を続けている石川雅規選手です。ヒッターズパークと言われる神宮球場を本拠地として最優秀防御率を獲得するのは凄いとしか言いようがありませんね。

 

今回はここまでになります。

読んでくださりありがとうございました。

 

【ドラゴンズ編】21世紀に在籍した生え抜き日本人で打線組んでみた

今回は中日ドラゴンズ編になります。

中日の黄金期を築いた伝説のメンバーが蘇る!

それではどうぞ。

↓こちら↓

 

1(中)大島洋平 .312 3 45 .756 30盗塁

2(遊)井端弘和 .323 6 63 .817 22盗塁

3(一)森野将彦 .327 22 84 .936

4(右)福留孝介 .351 31 104 1.091 11盗塁

5(三)立浪和義 .302 16 92 .836

6(左)平田良介 .329 9 55 .866

7(指)山崎武司 .238 25 51 .785

8(捕)中村武志 .265 2 27 .635

9(二)荒木雅博 .291 2 41 .677 42盗塁

  (投)川上憲伸 2.51 17勝7敗 194奪三振 215.0回

 

今回一番悩んだのは打順です。中日黄金期のアライバコンビを一、二番に置くか、成績重視で組むかすごく悩みました。見ての通り、今回は成績を重視した打線の組み方にしてみました。

山崎武司選手や中村武志選手は90年代に遡ればもっと素晴らしい成績を残しているのですが、今回は21世紀に限っているのでこのような成績になっています。

投手は川上憲伸選手を選びましたが、他にも山本昌選手や吉見一起選手など候補はたくさんいました。決め手になったのは沢村賞を受賞した投手であるというところでしょうか。

 

今回はここまでになります。

読んでくださりありがとうございました。

 

【カープ編】21世紀に在籍した生え抜き日本人で打線組んでみた

今回は広島東洋カープ編になります。現在大活躍中のあの選手が外れるほどの層の厚さに衝撃です。それではどうぞ。

↓こちら↓

 

1(右)緒方孝市 .300 29 82 .892

2(指)金本知憲 .314 25 93 .999 19盗塁

3(中)丸佳浩    .306 39 97 1.096 10盗塁

4(三)新井貴浩 .305 43 94 .956

5(左)前田智徳 .319 32 87 .923

6(一)栗原健太 .332 23 103 .904

7(遊)梵英心    .306 13 56 .815 43盗塁

8(二)菊池涼介 .325 11 .808 23盗塁

9(捕)石原慶幸 .288 6 35 .725

  (投)前田健太 1.53 14勝7敗 171奪三振 206.1回

まず悩んだところは、現在日本の4番としても大活躍している鈴木誠也選手と、首位打者の経験者でもある嶋重宣選手が外れたところでしょうか。外野の層が12球団でもトップクラスに厚い広島ではこの2人も選外になってしまいました。

そして投手を見てあれ?と思った方もいるでしょう。広島の投手を決めるにあたって、前田健太選手と黒田博樹選手の二択で非常に悩みました。広島市民球場時代に圧倒的成績を残した黒田選手と、飛ばないボールと言われた時期ではあるものの防御率1.53を記録した前田選手。正直どちらを選んでもいいとすら思いましたが、今回は前田健太選手を選ばせていただきました。

打線全体を見ても、阪神に移籍する前の金本選手がいるなど強力であることに間違いありません。さすがの野手育成力といったところでしょうか。

 

今回はここまでになります。

読んでくださりありがとうございました。